オオイシ チトセ
Chitose OISHI
大石 千歳 所属 こどもスポーツ教育学科 教職 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03/20 |
形態種別 | 国内学術誌に掲載された論文(本学紀要の論文を含む、報告は含まない) |
査読 | 査読あり |
標題 | 家庭内および運動部活動における体罰の必要性認識とモラル・ファンデーション(道徳基盤)の関連性 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東京女子体育大学・東京女子体育短期大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京女子体育大学・東京女子体育短期大学 |
巻・号・頁 | (60),53-63頁 |
総ページ数 | 11 |
担当範囲 | 単独著者としてすべてを担当 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 大石 千歳 |
概要 | 家庭内での子ども(幼児・児童)への体罰と、中学校・高校における運動部活動での体罰の必要性について、子どもをもつ男女300名を対象に調査した。モラル・ファンデーションズ・クエスチョネア(MFQ:金井, 2013, 村山・三浦, 2019)を実施した。これには「傷つけないこと」、「公平性」、「内集団への忠誠」、「権威への敬意」、「神聖さ・純粋さ」の下位尺度が含まれており、家庭での子どもへの体罰を「必要ない」と考える人は、「時には必要/必要」と考える人よりも、「傷つけないこと」と「公平性」を重視し、「権威への敬意」をあまり重視しなかった。運動部活動での体罰を「必要ない」と考える人は、「時には必要/必要」と考える人よりも、「傷つけないこと」「公平性」を重視した。運動部活動での体罰について、「必要ない」と考える人は女性より男性の方が有意に少なく、「時には必要/必要」と考える人は男性の方が有意に多かった。また男性は、道徳の判断において「傷つけないこと」「公平性」「純粋さ」をあまり重視せず、「権威への敬意」をあまり重視しない傾向も示された。 |