ササオ シンタ   SASAO Shinta
  笹生 心太
   所属   体育学部体育学科 体育理論(医学を含む)
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/03
形態種別 国内学術誌に掲載された論文(本学紀要の論文を含む、報告は含まない)
査読 査読あり
標題 1960年代における職場スポーツの社会的意義:企業社会論の視座から
執筆形態 単著
掲載誌名 仙台大学紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 42(2),57-67頁
概要 1960年代において、職場スポーツは国民のスポーツ参加の重要な役割を果たしていた。しかし先行研究は、職場スポーツという仕組みが日本においてのみ発展したのはなぜなのかという問いに答えていない。そこで本稿は,企業社会論の視角からこの問題を論じた。企業社会論とは、我が国の発展を大企業優先政策と開発主義政策によって説明する研究群である。そして企業社会である日本では、国民に対する福祉の提供は、政府の代わりに企業が行ってきた。すなわち、国民は企業によって“擬似福祉”を与えられてきたのだ。企業社会論の視角から見ると、職場スポーツはスポーツの“擬似福祉”であったと言える。

本文:http://ci.nii.ac.jp/els/110008425119.pdf?id=ART0009676345&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1429776076&cp=