ヒラタ リヤコ
RIYAKO HIRATA
平田 利矢子 所属 体育学部体育学科 体育実技 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03/20 |
形態種別 | 国内学術誌に掲載された研究報告・研究資料(本学紀要の報告・研究所報含む) |
査読 | 査読あり |
標題 | 体育大学における保育者養成授業プログラムの検討
―リズム遊びと身体表現の融合について― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『東京女子体育大学・東京女子体育短期大学紀要 』 第59号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京女子体育大学 |
巻・号・頁 | (59),55-71頁 |
総ページ数 | 16 |
担当範囲 | リズム遊びにおける身体表現の実践 |
著者・共著者 | 村石理恵子、武藤伸司、平田利矢子、土井晶子 |
概要 | 本論考は、体育大学において保育者養成がなされる上で、どのような授業プログラムが展開されるべきかという課題について考察する。そこで我々は、保育者養成において体育大学の特色を出すために、「保育内容(身体表現)指導法」という科目において、身体操作と身体表現を重視したプログラムを構築した。そしてそれによる学生らの学びの影響を我々は検証した。具体的には、我々はこのプログラムの構築において、体育大学の特性を示すものとして伊澤ヱイの舞踊指導法と、リズム遊びの方法として斎藤公子の「さくらさくらんぼリズム」を導入した。そのため、保育の専門家だけでなく、ダンスの専門家にも協力を要請し、共同的な授業を展開した。
このプログラムを実行した結果、学生らは、現場での指導に対するこの学びの有効性を獲得し、さらに実行可能性に関するレディネスも獲得した。このことは、保育の実践に対する学生らの個性と構想力を身に着けさせることができたと評価できる。以上のことから、体育大学の特性を活かした保育者養成は、授業プログラムを構築する上で重要性を持つことが示された。 |