オノダ ケイコ
ONODA KEIKO
小野田 桂子 所属 体育学部体育学科 体育実技 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03/20 |
形態種別 | 国内学術誌に掲載された研究報告・研究資料(本学紀要の報告・研究所報含む) |
標題 | パンシェターンの動作分析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 東京女子体育大学女子体育研究所所報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京女子体育大学女子体育研究所 |
巻・号・頁 | (15),47-53頁 |
著者・共著者 | 小野田桂子 池和田 克彦 長谷川 洋子 秋山 エリカ 新海 萌子 若山 章信 |
概要 | パイロット研究である。回転運動を伴うパンシェバランスの形状であるパンシェターンに焦点を当て、EMG(筋電図)、COP(圧力中心)、CG(中心部)などの生体力学的観点から分析指標を検討した。バイオメカニクス的観点からの解析指標を検討し、回転を重ねるためにはどのような体の使い方が重要であるかを探求した。その結果、パンシェバランスでは、挙上脚側の脊柱起立筋が最も高い筋放電位(%MVC)を示しました。また、軸脚では、COPを踵側に置きながら股関節外旋により軸足足尖点を外転側に移動させ、次にCOP圧力中心圧を足尖点側に移しながら股関節外旋により踵部を内転側に移動させることで、回転角速度の減少を抑えていることが明らかになった。
この結果から、パンシェターンの指導順序として、まず、体幹の筋力強化と開脚度が180度以上のパンシェバランスの獲得をすることと、軸足の足尖部・踵部・股関節を外旋させる動きの習熟が必要です。次に、徐々に動作スピードを上げながら回転へと発展させ、最後に速い回転の中でバランスを取り続ける動的平衡能力の獲得であると考えられる。 対象は1人の女性新体操選手(年齢:26歳、競技歴:18歳(引退後2年))。 |