ヒラタ リヤコ
RIYAKO HIRATA
平田 利矢子 所属 体育学部体育学科 体育実技 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03/20 |
形態種別 | 国内学術誌に掲載された研究報告・研究資料(本学紀要の報告・研究所報含む) |
査読 | 査読あり |
標題 | 伊澤ヱイ作品「小鳥と青空」の実践報告 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東京女子体育大学・東京女子体育短期大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京女子体育大学・東京女子体育短期大学 |
巻・号・頁 | (52),153-163頁 |
概要 | 「単発の基本運動」から既成作品「小鳥と青空」を行った2007年の受講生と「単発の基本運動」「基本運動集」から既成作品「小鳥と青空」を行った2016年受講生の意識比較を行い、2016年受講生が既成作品「小鳥と青空」を通して「何を習得したのか」を明らかにすることを目的とした。2016年「基本運動(含基本運動集)」を2007年より多く行ったことにより、受講生たちの記述から「基本運動」を理解・体得できた内容の記述が多く得られた。既成作品「小鳥と青空」を通して“気づいたこと”“得たこと”から導き出されたキーワードは、「動き(身体操作)」「末端(手先・足先)まで意識」「身体表現(イメージ)」「音楽と動きの関係性」「繰り返し練習を行うこと」に関する記述であった。受講生は、「単発の基本運動」「基本運動集」「伊澤の既成作品」と段階的指導を通して、動きを練りあげ「動きの質感や身体操作」「多彩に身体操作ができる能力」を総合的に学習していることが明らかになった。今回の報告を通して、伊澤(1954)が言う「動きの自然法則による知的で上品な運動美を発揮しながら繊細で微妙な運動感覚をねり心身の秀美麗を目標とする」重要性の再認識をした。 |